「アドリア海の真珠」と呼ばれ、ジブリの名作、「魔女の宅急便」「紅の豚」の舞台となったと言われるクロアチアの街をご存知でしょうか?そうです、青色のアドリア海と、オレンジ色の屋根のコントラストが美しいことで知られる、ドブロブニクです。
今回は、ジブリファンとして、念願だったドブロブニク旅行に行った時のことについてレポートします!
ドブロブニク旧市街で街歩き
ドブロブニク旧市街の入り口、ピレ門
旧市街には、車が入れません。旧市街の入り口、ピレ門という跳ね橋のかかる門を通って要塞の中に入ります。
ピレ門のすぐそばには、オレンジの木がありました。
ドブロブニク旧市街メインストリートのプラツァ通り
ピレ門からルジャ広場まで続く、メインストリートのプラツァ通りは、200メートルほどしかありませんが、路地裏などに色々な発見があり、退屈することはありません。プラツァ通りの石灰石の路面は、何百年も人々が歩いたことにより自然とピカピカに磨き上げられ、美しく輝いています。
オノフリオの大噴水
ピレ門からすぐの場所にある、1438年に造られた大噴水です。12kmほど離れた山から水を引いているそうです。
現在も天然水が湧き出ているので、600年近くも人々の憩いの場となっています。
フランシスコ会修道院内のマラ・ブラーチャ薬局
フランシスコ会修道院で美しい彫刻を見た後は、修道院内にあるヨーロッパで三番目に古い薬局、マラ・ブラーチャ薬局に行って来ました。
修道院で育てたハーブを民間療法に取り入れたのが始まりで、門外不出のレシピで作られた化粧水やクリームが多数販売されています。
テスターを色々試しながら、ローズウォータとクリーム(ラベンダー・オレンジ)を買ってみました。値段も日本円で1000円以下のものがほとんど。効能がありそうです。
他にも、ドブロブニク名産のハート(模様に意味があります。)の飾りや自家製チョコなども購入しました。
願いの叶う石
フランシスコ会修道院の近くの壁から突き出たこの石の台に乗ってシャツを脱げれば、願い事が叶うそうです。
観光客が30人ほど並んでいました。寒かったのでさすがにシャツを脱いでいる人はいませんでした。
総督邸
ラグーサ共和国時代、総督の住居として使用されていた邸宅が今も旧市街に残されています。ゴシック、ルネッサンス、バロックの様式が融合したこの建物は、現在文化歴史博物館として使用されています。
スポンザ宮殿と時計塔
1516年に、ドブロブニクの税関としてルジャ広場に建てられた建造物。ゴシックとルネサンスの建築様式が美しく融合しています。
高さ31mのこちらの時計塔はドブロブニクの旧市街でランドマーク的存在です。文字盤も鐘もユニーク。
ドブロブニクの肘
ルジャ広場にある、ローランド像のこの剣を持つ右腕は、ドブロブニクの肘と呼ばれます。
肘の長さは51.2cmで、交易が盛んだった頃、この肘の長さを商取引で長さの基準としたそうです。
ドブロブニクの城壁歩き
旧市街はぐるりと城壁で囲まれて、切り立った崖の上にあります。その城壁を一周しました。全長1940メートルなので一時間あればゆっくり観光出来ます。天気が良くて、アドリア海から吹いてくる風が気持ち良い!
オレンジ色の屋根が美しいです。
城壁の外側のアドリア海もキラキラ輝いています。
やはり要塞だったということで、アドリア海に面した城壁には砲台や監視小屋がありました。
洗濯ものも。人々の生活が見えます。
ピレ門を抜けてドブロブニクとお別れ
後ろ髪を引かれながらドイツへ戻ります。最後もやはりピレ門を抜けて。