ペルーの世界遺産、マチュピチュへ行ってきました。クスコからの行き方やマチュピチュ遺跡の散策の様子などを詳しくご紹介していきます。
マチュピチュへの行き方
クスコからマチュピチュ駅へ
滞在していたクスコからは、鉄道(インカレールかペルーレール)を使ってマチュピチュへ行くことになります。
クスコに駅はないので、オリャンタイタンボ(Ollantaytambo)駅までバスで行き、そこから約2時間弱列車に揺られマチュピチュ駅へ向かいました。
今回私たちが利用したのは、インカレール。
軽食のサービスがあり、乗り心地もとても良かったです。
ウルバンバ川沿いを走る列車からは、渓谷の美しい景色を楽しむことができます。
天井に帆窓があり、開放感に溢れています。
マチュピチュ村
インカレールでマチュピチュ駅へ到着した後は、ここからまた更に遺跡のある場所まで移動する必要があります。
早朝の遺跡開場の時間に合わせて観光するため、この日はマチュピチュ村で1泊して次の日に備えました。
飲食店の立ち並ぶインカパチャクティー通りは、夜も観光客で賑わっています。
可愛いゴミ箱を発見。
マチュピチュ村からマチュピチュ遺跡へ
村から遺跡への移動手段としては、バスか徒歩になります。バスだと30分弱、徒歩だとその2倍かかります。徒歩といっても険しめの山道を登ることになるので覚悟が必要です。
私たちは、バスを選択しました。
マチュピチュ遺跡を散策
いよいよ遺跡に到着しました。息を吞むほど壮大です。
雲がかった様子は一層神秘的。
マチュピチュの総面積は約5平方キロメートルで、約半分が段々畑となっています。
三つの窓の神殿です。このようにパズルのように石を組み合わせる技術があることに驚きました。
コンドルの神殿。
翼を広げたような形をしています。
地上には平らな、頭部の石もしっかりあります。くちばしまで!
10トン近くもある巨大な石を当時の人々はどのようにここまで運んできたのでしょうか。どのようにして、カミソリの刃1枚入らないほどぴったりと組んだのでしょうか。
それらは、今も謎のままで、その運搬方法は解明されていません。
そもそもこれらの石がどこからやってきたのかさえ分からないそうです。
高低差を利用して作られた水路。
未だ水源が分かっていないそうです。
太陽の神殿。
石のみでこのように滑らかな曲線を描けるとは驚きです。
インティワタナ(日時計)。
水鏡。空を観測するために水の反射を利用して使われていたと考えられてるそうです。
儀式の石は、マチュピチュに来た人々がお供え物を置く場所として使われていたと考えられています。
途中でリャマにも遭遇しました。野生かと思ったらそうではなく、遺跡内でアルパカと共に飼育されているそう。
こちらの聖なる石は、後ろにあるヤナンティン山を模したものだと言われています。
太陽の門(インティプンク)に向かって歩きました。
標高が高いので注意が必要ですが、絶景なのでおすすめです。
見張り小屋です。ここにもリャマがいました。
マチュピチュを訪れてみて
日本からかなりの時間を要して、マチュピチュへ来たわけですが、実際に見た遺跡は本当に感動ものでした。
十分にその価値はあったと思います。
まだまだ謎の多い空中都市である、マチュピチュの神秘をぜひ肌身で感じてみて下さい。