リバティ・ロンドンは1875年に創業されたイギリスを代表する老舗百貨店です。当初は、日本をはじめ東洋の装飾品やファブリック、美術品などを販売するお店でした。
そうした理由もあり、日本人の感性に合った馴染みのある商品が多くみられます。
その中でも有名なのは、「リバティ・プリント」です。100年以上世界中の人々に愛され続けてきました。
ショッピングするだけでなく、店内を見て回るだけでも楽しいリバティ・ロンドンを紹介したいと思います。
リバティ・ロンドンへの行き方と詳細情報
アクセス
最もアクセスが良い駅は、地下鉄セントラル線(Central Line)、ベーカールー線(Bakerloo Line)、ヴィクトリア線(Victoria line)の通っているオックスフォード・サーカス(Oxford Circus)です。
ピカデリー線 (Piccadilly Line) と、ベーカールー線(Bakerloo Line)のピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)も徒歩圏内の駅となっています。
また、バスでのアクセスも非常に良く、3, 6, 12, 13, 15, 23, 53, X53, 88, 94, 139, 159, C2の停車駅となっています。
リバティ・ロンドンの詳細情報
住所: Regent Street, London, W1B 5AH
営業時間: 月曜~土曜 10:00~20:00、
日曜 11:30~18:00(ただし日曜11:30~12:00は購入不可)
Tel: +44 (0)20 7734 1234
E-mail: customerservices@libertylondon.com
公式サイト(英語): https://www.libertylondon.com/
リバティ・ロンドン(Liberty)の建物について
現在の建物は1924年に建てられ、テューダー・リバイバル様式の代表建築物です。
その材木は、イギリス海軍の2隻の軍艦を解体してその木材を利用したというのですから驚きです。
それでは、さっそく、Great Marlborough Streetにある正面入り口から店内に入ってみましょう。
店内は5階建で、3か所の開放的な吹き抜けを廻るように設計されています。
それぞれの吹き抜けは個性豊かな装飾品で飾られており、古き木造建築と華やかな現在のアートがうまくマッチして、百貨店にいることを忘れ美術館にいるような感覚になります。
吹き抜けをぐるりと囲むように小さな部屋が配置されています。
店内にはエスカレーターはなく、趣のある階段を上っていきます。
木の床は歩くたびに軋む音がして、年月の流れを感じさせてくれます。
エレベーターも重厚感を醸し出しています。
リバティ・ロンドン(Liberty)のフロア案内
4th(5階): 家具 カーテン生地 絨毯
3rd(4階): 洋服生地 手芸・裁縫用品 キッチン・バス用品
2nd (3階): 婦人服 リバティカフェ
1st(2階): 婦人服 靴
G(1階): 化粧品 アクセサリー イギリス土産ショップ
LG(地下1階): 紳士服 紳士雑貨
※トイレはLG(地下1階)、3rd(4階)にあります。(無料)
G(1階)ではお土産の食品を
このフロアでは、化粧品、アクセサリー売り場が多くを占めます。
British Food Hallでは、イギリスの食品が売られています。
お土産に喜ばれそうです。
英国王室御用達としても知られている高級チョコレート
”PRESTAT(プレスタ)”も種類が豊富にあります。
一番オススメフロアは3rd(4階)
リバティ・ロンドン(Liberty)で一番訪れてほしい場所は、3rd(4階)にある生地売り場です。
リバティ・ロンドンの象徴ともいえるリバティ・プリントは、リバティ百貨店のプリント生地で、世界中に多くの愛好者がいます。
リバティ・プリントを代表する素材タナローン生地。
色彩豊かで大胆なデザインが魅力です。
伝統柄に加え毎年新柄も出され、バリエーションが豊富です。
生地はメートル単位で売られています。
余り布はお買い得です。パッチワークなどに使えそうです。
伝統あるタナローン生地の他にも、デニム、シルク、ジャージ、ラミネート加工など様々な種類の生地素材があります。
裁縫にあまり興味がなくても眺めているだけで楽しいです。
クッションの刺繍キットを見つけました。
こんなクッションを作りたいな~と思ったら、必要な糸が全て揃っています。
リバティ柄もありました。思わず欲しくなります。
日本にお土産に買って帰って、ロンドン旅行の思い出に浸るのも良さそうです。
毛糸や毛糸針も種類豊富です。
店内のディスプレイは温かい心地良さを感じます。
食器売り場では、フランスの陶器”ASTIER DE VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)”のコーナーがありました。
壁に置かれたお皿の装飾に見入ってしまいました。
塩・胡椒入れ。可愛くて思わず写真に撮ってしまいました。
4th (5階)では家具と絨毯をチェック
4th(5階)には、リバティ・ロンドンならではの個性的な家具と装飾が並びます。
リバティ・プリントを使用したソファと装飾。
リバティ・ロンドンの建物の特徴である、テューダー様式の天井梁の部分と鮮やかな家具のコントラストになぜか落ち着きを感じます。
別の部屋に入ってみると、異国情緒あふれる絨毯売り場でした。
リバティ・ロンドンでは、ここにしかない商品がたくさん!
リバティ・ロンドンは、他の百貨店にはない独特な雰囲気があり、伝統的な商品と個性豊かな商品がそれぞれの魅力を引き出す陳列になっています。
それはもう百貨店を超えて美術館にいるような気分を味わえます。
ロンドン滞在中は、一度はリバティ・ロンドンを訪れてみてください。
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