コペンハーゲンに来たら、絶対に見て帰って貰いたいのが、ローゼンボー城の地下にある、デンマーク王室コレクションです。武器や王冠を始めとする、歴代の王の財宝はまさしくため息が出るほど、きらびやかです!
ローゼンボー城とは
1606年にクリスチャン4世が建てたオランダ・ルネサンス様式のお城です。現在ではデンマークの国有財産となっているお城ですが、当初は離宮として建てられ、後に増築され約20年後に今の状態になりました。夏の離宮として造られたものですが、クリスチャン4世は大変気に入り、生涯をここで過ごしたそうです。
地下の宝物庫にある財宝が有名で、毎年約250万人が訪れる観光名所となっています。
ローゼンボー城への行き方
ローゼンボー城は、ノアポート(Nørreport)駅から200メートルの王の庭園 (Kongens Have) 内にあります。
ノアポート駅へは電車またはバスでアクセスすることが出来ます。
電車は、S-trains, Metro, Regional Trains。
バスは14, 42, 43, 184, 185, 5A, 6A, 173E, 150S, 350S。
詳細はローゼンボー城公式HPよりご確認ください。日本語ページへ飛べます。
http://www.kongernessamling.dk/en/visitor-information-3/
ローゼンボー城庭園、王の庭園 (Kongens Have)
ローゼンボー城のあるルネッサンス様式の庭園は、ローゼンボー城と同じクリスチャン4世により造られたものだそうです。広くて美しい公園に心が洗われます。
観光客だけではなく、コペンハーゲンに住む人々の憩いの場として愛されているようで、公園内でピクニックをしているグループも多数見かけました。天気も良かったので気持ち良さそうでした。
ローゼンボー城地下の宝物庫
今回、ローゼンボー城に来た最大の目的は地下にある宝物庫で、デンマーク王室コレクションを見ること!デンマーク王室のコレクションがここまで充実している博物館は他にありません。
規模としては、とってもこじんまりとしていましたが、個人的にはヨーロッパで見た宮殿の中で一番好きかもしれません。巨大な宝石のついたアクセサリーがゴージャスで、金銀財宝ザックザックな雰囲気にテンションが上がります!
ローゼンボー城を造ったクリスチャン4世の王冠。
右側がクリスチャン5世の王冠で、左が王妃の冠です。
クリスチャン5世の王冠には見たこともないくらい大きな、ブルーのサファイアがキラキラと輝いていました。
その他にも、見たことがないレベルの大きな宝石及び金銀がふんだんに使われており、見ごたえはたっぷりでした。
アクセサリーだけではなく、武器までキラキラです。
ローゼンボー城はコペンハーゲンの一番の思い出
ローゼンボー城では、キラキラと光った宝石や王冠などのデンマーク王室コレクションを眺めながら、デンマークが歩んできた歴史を感じることが出来ました。
地下の宝物庫の素晴らしさは上記でご紹介しましたが、城自体も本当に美しくクリスチャン4世が夏の離宮として造ったものの、大変気に入って生涯暮らしたというのも納得の美しさでした。
庭園から何から何まで優雅でゴージャスなローゼンボー城での時間は一生忘れられないものとなりました。とにかく見所たっぷりなので、コペンハーゲンに行かれる際は、ぜひぜひ訪れてみて下さい!
二階の大ホールの王座も感激ものでした!