夫婦でヨーロッパ旅行に行ってきましたので、その時に訪れたスペインについて書きたいと思います。スペイン旅行といったら、サグラダ・ファミリアは外せませんよね。スペインで一番の人気を誇る観光スポットなので、有名過ぎて旅行記にするまでもないかな、と思いつつ、やはり実際に見たサグラダ・ファミリアは壮大でしたので、紹介させて下さい。2026年完成予定でまだ工事中なのでこのようにクレーンがところどころ映り込みます。
サグラダ・ファミリアへはメトロを使って行くのが最も便利だと思います。メトロL2(紫)とL5(青)のサグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)駅から徒歩1分の立地です。
駅の出口は複数ありますが、これらはサグラダ・ファミリアを囲むようにして配置されているのでどの出口を使ってもサグラダ・ファミリアへは繋がっています。それに、ドーンと目の前に現れるので、迷うことはまずありません。
サグラダ・ファミリアへの入場にはチケットが必要になりますが、オンラインで前もって取得出来ますので、公式ウェブサイトからの購入をオススメします。「聖堂+塔+オーディオガイド」のチケットで29ユーロでした。学割などもありますので、必要に応じで購入して下さい。
http://www.sagradafamilia.org/en/tiquets/
サグラダ・ファミリアには、「建物の正面」という意味を持つファサードが3つあります。栄光のファサードは現在まだ建設中ですが、それが正面入り口になると言われています。
サグラダ・ファミリアに来ると、生誕のファサードか受難のファサードのどちらの塔に登るか迷われる方も多いと思いますが、私たちは今回、生誕のファサードへ登ってきました。塔に登るための単体のチケット販売がないので、両方の塔に登りたい場合は時間をずらして、「聖堂+塔+オーディオガイド」のセットのチケットをもう一枚購入することになります。
こちらが生誕のファザードです。サグラダ・ファミリアといえば、こちらのイメージですよね。
とても楽しみにしていたサグラダ・ファミリアの中は、このようになっています。カラフルなステンドグラスに外から光が差し込み、とても奇麗でした。その美しさは夫婦で息を呑むほどでした。そして、広くて高い!森をイメージして設計された内部は、柱は幹のようで、まるで森の中にいるような不思議な、そして厳格な雰囲気でした。
いくらでも時間が潰せそうですが、時間の関係で生誕のファサードへ登りに行くことにしました。エレベーターで塔の上まで登ると、サグラダ・ファミリア上部にある彫刻や果物のオブジェを間近に見ることが出来ます。下から見上げるのとはまた違って細部まで見えました。
バルセロナ市内の景色を一望することも出来ます。
登りはエレベーターでしたが、降りる時はこちらの螺旋階段を下りていきます。結構細かったので二人で並ぶのが難しいくらいでした。
最後に受難のファサードを見に行きました。
受難のファサードの入り口にはこのように福音書が刻まれていて、特に重要な部分は金色になっていました。例えば中央の金色の文章は’ Que es la veritat?’と記されていて、「真理とは何か?」という意味の問いかけだそうです。
帰りに少し離れた場所からサグラダ・ファミリアを撮ってみました。これくらい離れると全体が入りますね。ヨーロッパ旅行に共通して言えることですが、やはり結構歩くので疲れましたが、とても良い一日となりました。2026年頃完成したらまた行きたいと思いました。それまでまだまだ健康でいられるようにウォーキング頑張ります。(笑)