アムステルダムから日帰りでデン・ハーグのマウリッツハイス王立美術館へ

アムステルダムから少し足を延ばして、オランダ第三の都市であるデン・ハーグへ行って来ました。アムステルダム中央駅からハーグ中央駅までIC(快速列車)に乗車し、約50分です。

さすが、各国大使館も集まる政治機能の集結した国際都市で、とても近代的です。

ハーグ中央駅

ハーグ中央駅

 

マウリッツハイス王立美術館

さっそく「あの少女」のいる、マウリッツハイス王立美術館へ。ハーグ中央駅から徒歩十分弱で行くことが出来ます。マウリッツハイス王立美術館は、もともとは貴族マウリッツ家の邸宅で、オランダで最も美しい建物と言われています。

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マウリッツハイス王立美術館

 

内装もこのようにゴージャスです。
壁面にもいろいろな絵画が展示されています。

マウリッツハイス王立美術館の内装

 

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「青いターバンの少女」

こぢんまりとした可愛らしい美術館ですが、やはり「あの少女」の前には人だかりが。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「青いターバンの少女」

 

しかし、しっかり間近で眺めることが出来ました。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。

「青いターバンの少女」とも呼ばれますね。恐らくこの絵を知らない人はいないんじゃないでしょうか。このまっすぐな視線に思わず息を吞みました。

マウリッツハイス美術館内フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「青いターバンの少女」

 

フェルメールの「デルフトの眺望」

こちらもフェルメールの代表作と言われている「デルフトの眺望」です。
フェルメールの生まれ育った町デルフトの眺めが描かれています。

マウリッツハイス美術館内フェルメールの「デルフトの眺望」

 

レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」

レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」もあります。
制作年は1632年ですが、当時、アムステルダムでは年に一度、一般公開の人体解剖が行なわれていたそうで、それを裏付ける歴史的な意味も持っている絵画だそうです。

マウリッツハイス美術館内レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」

 

ルーベンスとブリューゲルの合作、「エデンの園」

ルーベンスとブリューゲルの合作として有名な「エデンの園」も目にすることが出来ました。

アダムとイヴ、木、馬、蛇はルーベンス作、その他の動物と植物がブリューゲル作で、よく見るとそれぞれタッチが異なっています。

マウリッツハイス美術館内ルーベンスとブリューゲルの合作「エデンの園」

 

マウリッツハイス王立美術館情報

各部屋の特注ムラーノのシャンデリアが素敵だったり、絵画はもちろん建物自体を楽しむことが出来ました。

マウリッツハイス王立美術館
HP: https://www.mauritshuis.nl/nl-nl/bezoekinformatie-japans/
住所: Plein 29, 2511 CS Den Haag
Tel +31 70 3023456
開館時間: 月曜日 13:00から18:00
火・水・金・土・日曜日 10:00から18:00
木曜日 10:00から20:00
入館料: 15.5ユーロ(18歳以下は無料)

 

ビネンホフ(国会議事堂)

マウリッツハイス王立美術館を後にし、裏の王家の紋章をくぐり抜けたら、ビネンホフ(国会議事堂)のメイン広場に出てきます。

マウリッツハイス美術館からビネンホフ(国会議事堂)のメイン広場へ

 

騎士の館

ビネンホフの中心である「騎士の館」は13世紀に建てられたものですが、現在も国会議事堂として重要な役割を果たしています。
「騎士の館」は、毎年オランダ国会の開会式にオランダ女王が黄金の馬車に乗って登場し、開会宣言を行うことで知られています。
澄み渡った青空とのコントラストが大変美しい一枚です。

ビネンホフの中心である「騎士の館」

 

国際司法裁判所(平和宮)

一日トラム券を6.50ユーロで購入し、トラムでデン・ハーグ内をぐるぐる巡ります。
こちらの平和宮は国際司法裁判所が入っている建物です。

国際司法裁判所が入っている平和宮

 

今回は日帰りでアムステルダムから、デン・ハーグへやって来ていて、時間が限られていたため、私は外から見られただけで十分でしたが、平和宮の内部をゆっくり見学したい方は、インターネットでの事前予約が必須ですのでお気を付けください。

 

アムステルダムからデン・ハーグにも足を伸ばしてみて下さい

オランダといえば、アムステルダム。観光の中心であるアムステルダムで時間を過ごす方が多いと思います。トランジットなどでの短時間のステイであれば、アムステルダムから無理に出る必要はありませんが、もしアムステルダムでゆっくり時間が取れそうな方は、ぜひデン・ハーグへも足を伸ばして見て下さい。
アムステルダムとはまた一味違う、オランダをこのデン・ハーグでは知ることが出来るはずです。

 

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