ヴェローナ到着後、まず1つめの観光として、町の中心にあるアレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)へ行きました。
アレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)とは
1世紀に建てられた、長さ約152m、幅約128mの円形劇場で、ローマのコロッセオに次ぐ規模を誇ります。
アレーナは、約2,000年の時を経た現在も、当時の姿をほぼそのまま保っており、ヴェローナのシンボルとして親しまれています。
夏に上演される野外オペラの会場としても世界的に有名で、約2万人を収容することが出来ます。
アレーナの基本情報
入場料
入場料は1人10ユーロですが、14歳~30歳の学生は7.5ユーロになります。
アレーナは、ヴェローナカードという観光パスの対象施設となっているので、お持ちの方は無料で入場することが出来ます。
開場時間
月曜日: 13:30~18:30(閉場19:30)
それ以外の曜日: 8:30~18:30(閉場19:30)
※野外オペラなどのイベント時には開場時間が短縮され、16:30までとなっています。
場所
アレーナは、ヴェローナの町の中心、ブラ広場(Piazza Bra)に位置しています。
ブラ広場には、カフェがずらりと弧を描くように立ち並び、テラス席からは緑の公園を眺めながら食事やお茶が出来ます。
また、目の前の公園にはこのように美しい噴水もあり、市民や観光客の憩いの場となっています。
アレーナ外部の様子
アレーナの外側は、レンガとヴェローナ産の赤い切石の二層構造になっています。
建設当時は、この更に周辺に大理石造りの壁が存在したようですが、地震などにより焼失してしまったそうです。
アレーナ内部の様子
内部は、このように細い廊下がアレーナの周囲を囲っています。
石が剥き出しの壁から2,000年の歴史を感じることが出来ます。
廊下から階段を少し上がり、ビロードのカーテンで覆われた入り口を抜けると、広々とした観客席及びステージを見ることが出来ます。
アレーナ内部には、約3,200平方メートルの平土間が広がっています。
訪れたのは10月だったため、野外オペラのシーズンではありませんでしたが、ステージは常設されているのか、しっかり見ることが出来ました。
実際に見たアレーナは、野外オペラの観られる季節にまたヴェローナへ戻ってきたいと思わせるほどの壮大さです。
きっと迫力満点に違いない!
野外オペラ
参考までに、今年(2019年)の夏に上演予定のオペラは下記の通りです。
今年の野外オペラ上演期間は6月21日から9月7日となっています。
・La Traviata(ラ・トラヴィアータ)
・Aida(アイーダ)
・Il Trovatore(イル・トロヴァトーレ)
・Carmen(カルメン)
・Roberto Bolle and Friends(ロベルト・ボッレ & フレンズ)
・Plácido Domingo(ガラ・プラシド・ドミンゴ)
・Tosca(トスカ)
・Carmina Burana(カルミナ・ブラーナ)
アレーナ・ディ・ヴェローナの公式サイトからスケジュール確認及びチケット予約が出来ます。
アレーナはヴェローナのシンボル
約2,000年前の建物が今もほぼそのままの形で残っているアレーナ。
現在も野外オペラの会場として機能しているというのは驚きです。
ヴェローナのシンボル的存在のアレーナ、ぜひ観光して下さい!
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