ドゥオーモ(Duomo)というと、ミラノの大聖堂が大変有名ですが、その他にもイタリアにはたくさんドゥオーモがあります。
今回はそんなミラノから特急列車で約1時間の場所にある、ヴェローナのドゥオーモについてご紹介します。
ヴェローナのドゥオーモ(Duomo di Verona)とは
ヴェローナで最も古いカトリック様式の教会で、バジリカの跡地に建設されました。
大火事や地盤沈下などの自然災害の影響で、改築などが行われたため、その時代時代の特徴があり、ロマネスクとゴシックの混合様式となっています。
ドゥオーモの基本情報
入場料
1人2.5ユーロです。
ドゥオーモは、ヴェローナカードという観光パスの対象施設となっているので、お持ちの方は無料で入場することが出来ます。
また、入り口ではこのようなパンフレットが貰えます。日本語はありませんでしたが、英語があります。
開館時間
3月~10月:
10:00~17:30
(日曜祝日は、13:30~17:30)
11月~2月:
10:00~13:00、13:30~17:00(土曜のみ 16:00)
(日曜祝日は、13:30~17:00)
場所
ヴェローナでの主な観光スポットの中で、最も北に位置しています。
アディジェ川沿いを南に降りると、サンタナスターシア教会がありますので、セットで観光するのがオススメです。
ヴェローナのドゥオーモ外観
ドゥオーモの正面には、ロマネスク式教会特有の玄関があり、ライオンの象が柱を支えています。
その他にも様々な動物や聖人が彫刻されていて、見所たっぷりのファサードとなっています。
ここ数年、改修工事のため、ドゥオーモの入り口は裏側になっていますので、ご注意ください。(2018年10月訪問時点)
ヴェローナのドゥオーモ内部
ヴェローナ産の赤大理石の柱からアーチが天井に伸び、ドゥオーモを3身廊に分けています。
現在も日曜日のミサが行われる教会内部は、観光スポットといえども、厳かな雰囲気が漂っています。
(ミサの時間帯でなくても、ドゥオーモの入場には、ドレスコードのマナーがありますのでご注意を。ノースリーブや短パンなどの場合は、入り口で止められてしまうこともあるようです。)
正面玄関のファサードから見えた大きな窓から太陽の光が差し込み、ドゥオーモ内を明るく照らしています。
壁面に描かれる絵画や幾何学模様の床、祭壇もとても美しい、、、
ドゥオーモには、神秘的な空間が広がっています。
ヴェローナのドゥオーモを観光してみて
ジュリエットの家やアレーナなど、ヴェローナには訪れるべき人気の観光スポットがたくさんあり、その中でもドゥオーモはあまり知名度も高くありません。
しかし、時間に余裕があれば、比較的場所も近いサンタナスターシア教会と共にぜひとも訪れて頂きたいスポットです。
ヴェローナ産の大理石やフレスコ画が、大きな窓から入る太陽の光に照らされる様子は神秘的で、ロマンチックな町ヴェローナにピッタリです!
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