[ヴェネツィア]ヴァポレット(水上バス)の乗り方を徹底解説

水の都ヴェネツィアでの主な移動で欠かせないのが、ヴァポレット(Vaporetto)と呼ばれる水上バスです。様々な路線が一日中運行されており、ヴェネツィアにおいて、観光客、地元の人々に欠かせない交通手段となっています。

ヴェネツィア本島内の移動だけではなく、リド島やムラーノ島を始めとする観光に人気の他島へ渡るヴァポレットも運行されており、非常に便利です。

ヴェネツィアのヴァポレット

 

今回は、ヴェネツィア旅行を予定、検討されている方に向けて、ヴァポレットの切符の買い方から乗り方まで、一挙にご紹介します!

また、記事の最後には、ヴァポレットの切符がおよそ半額で買えてしまう、かなりお得な情報も載せていますので、参考にして頂けると嬉しいです!

ヴァポレットの切符の買い方

各ヴァポレット乗り場に切符売り場が併設されているので、そこで買うことが出来ます。
その他にも、タバッキ(煙草屋)などでも購入できます。

切符の種類

切符には主に以下の種類があります。
① 1回券(7.5ユーロ)
② 24時間フリーパス(20ユーロ)
③ 48時間フリーパス(30ユーロ)
④ 72時間フリーパス(40ユーロ)
⑤ 7日間フリーパス(60ユーロ)

1回券を都度購入するよりも、フリーパスを買う方がお得な値段設定になっています。

私は、ムラーノ島とブラーノ島に同じ日に行ったのですが、この時は24時間フリーパスを利用しました。

ヴェネツィアのヴァポレットの切符

ヴァポレットの乗り方

改札機から乗船まで

ヴェネツィアのヴァポレットの改札機

 

ヴァポレット乗船口辺りに改札機があるので、それにかざすと、ピッと音が鳴り、緑のランプが点灯します。

有効期限内のチケットをかざしているのに、赤のランプが点く場合は、そのまま乗ってしまわずに、窓口やスタッフに確認して下さい。

ヴァポレットの改札機に切符をかざす様子

 

その後は、船が到着するまで待合室で待ちます。

ヴァポレットの待合室

ヴァポレットの待合室

 

船が到着したら、スタッフに案内され船の乗り口まで歩き、

ヴァポレットの乗り口まで歩く様子

 

順番に乗船します。

ヴァポレットに乗り込む様子

ヴァポレットに載せられる荷物について

ヴァポレットには一人あたり手荷物を1個載せることが出来ます。

サイズには規定があり、縦・横・高さの合計が150センチまでなら追加料金はありませんが、それより大きい荷物もしくは2個以上の荷物を持ち込む場合、追加で手荷物券を購入することになります。(7ユーロ)

ヴァポレットが混んでいたりする場合は、規定サイズや個数を超えた荷物を断られる場合もありますので、乗る前に窓口やスタッフに申告して指示を仰ぐのが良いと思います。

ヴァポレットに載せられるスーツケースなどの荷物

ヴァポレットに乗ってみた感想と注意点

ヴァポレットは、運航数も多く、ほぼ24時間営業なので、大変便利です。
ただ、離島を結ぶ路線はともかく、本島内の路線は観光客と地元民で大混雑しているので、あまり乗り心地が良いとは言えません。

その混雑具合はまるで都内のラッシュアワーのよう。

また、観光客を狙ったスリにも注意する必要があります。

ヴァポレットが混雑する様子

 

身軽に移動する手段として、ヴァポレットはオススメですが、スーツケースを持っていたり、小さいお子さんがいたりする場合、また単純に快適に移動したい場合などは、値段が高くても水上タクシーをオススメします。

やはり、長距離フライトの後の安心感と快適さは何にも代えがたい

水上タクシーについては、また別記事でまとめたいと思います。

最後にヴァポレットのお得情報

6~29歳の方は、6ユーロでローリング・ヴェニス・カード(Rolling Venice Card)を購入することが出来ます。
このカードを持っていることで、一部の博物館や美術館、レストランなどで割引が受けられるのですが、ヴァポレットのフリーパスも安く買えます。
通常40ユーロのヴァポレットの72時間フリーパスが、22ユーロで買えるので、これだけで元が取れてしまいます

ヴェネツィア滞在中、頻繁にヴァポレットを利用しようと考えている方には大変便利でお得なカードではないでしょうか。

詳細は、ローリング・ヴェニス・カードの公式サイトをご確認下さい。
 

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