日本からアンコールワットへの行き方と治安、通貨などの基本情報

誰もが一度は耳にしたことがある世界遺産のアンコール・ワット。でも実は、今から約150年前にフランス人が発見するまでは、密林の奥深くに眠り続けていました。

アンコールワット

 

その規模の大きさと神秘的な美しさは、世界中の人々を魅了しています。

クメール建築の最高傑作であるアンコール・ワットをはじめとするアンコールの遺跡群を旅してきました。
 

日本からアンコールワットへの行き方

日本からシェムリアップ国際空港へ

アンコール・ワットの空の玄関口は、シェムリアップ国際空港です。

日本からの直行便がないので、プノンペン、ホーチミン、ハノイ、バンコクなどを経由することになります。

シェムリアップ国際空港は近代的な空港です。

シェムリアップ国際空港

シェムリアップ空港から市内へ

残念ながら、シェムリアップ空港から市内への公共交通機関はありません。

私は、空港からホテルまでの交通手段として、タクシーを利用しました。

タクシーから市内のホテルへは約25分ほどで到着しました。

日本からの旅行の場合は、スーツケースなどの荷物もあると思うので、タクシーをオススメします。

荷物が少ない場合や一人旅の場合は、トゥクトゥクやバイクタクシーの方が料金は安くつきますが、メーターがないため、料金交渉が必要になります。

ビザ

カンボジアへの入国にはビザの取得が必須になります。
在日本カンボジア王国大使館で申請翌日午後に取得できます。(3,700円)
申請用紙はダウンロード可能。
本人が申請しなくても代理申請・受け取りができます。

インターネット(e-VISA)でも発給されます。
詳しい情報は、下記の在日本カンボジア王国大使館のHPをご確認ください。

在日本カンボジア王国大使館のビザ申請ページ

現地シェムリアップ空港でも取得可能です。
その場合は、入国審査の前にビザ申請カウンターで申請します。

カンボジアの通貨と両替について

カンボジア通貨はリエルですがUSドルが広く浸透しているので、日本でUSドルに両替し、持って行くのがベターです。

小さなお店や屋台などではクレジットカードは使用できません。
またトゥクトゥクに乗る場合も現金が必要なので、なるべく小さい額のUSドル($1, $5)に両替することをおすすめします。

$1未満のおつりは、リエルで返金されます。セントは使用されていません。
約1US$ = 4,000リエル
 

カンボジアの治安・衛生状況

普段観光をしていて、身の危険を感じることはほとんどありませんでしたが、すり、ひったくり、置き引きには十分注意する必要があります。

パブストリート、ナイトマーケットでは夜遅くまで多くの観光客で賑わっているので、上記の軽犯罪に気を付けていれば、問題ないでしょう。

アンコール・ワットなどの大きな観光名所には水洗トイレが設置されていますが、小さな観光遺跡にはトイレがないこと多いです。
あらかじめ、トイレ休憩の場所なども予定に組み込みながら観光すると良いと思います。

また、水道水は飲めません。

屋台の食べ物は衛生面が心配なので、今回は屋台の食べ物は食べませんでした。

交通手段

アンコール遺跡周辺の近距離ならば、トゥクトゥクが便利です。
ホテルで手配してもらうこともできますが、割高になります。

流しのトゥクトゥクを何度も利用しましたが、遠回りやぼったくりなどのトラブルもなく乗れました。

値段は距離に比例するようなので、乗る前に金額の交渉をします。
もちろん、メーターはついていません。
多少の英語は通じます。

目的の場所を地図などでしっかりと伝えることが必要です。
遺跡エリアには流しのトゥクトゥクはないので、遺跡観光中はそこで待ってもらうよう頼むと安心です。

ホテルからトゥクトゥクで、パブストリートへ。US$2~3です。
窓がないので風が心地よいです。

カンボジアのトゥクトゥクでパブストリートへ

 

ひとり旅で安く済ませたいならバイクタクシーも利用価値ありだと思います。

カンボジアのバイタクシー
 
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