ウィンブルドン(Wimbledon)といえば、テニスをあまり知らない人でも一度は耳にしたことがあるしょう。ウィンブルドンは「テニスの聖地」として知られ、テニスプレーヤーなら一度は足を踏み入れたい場所だと思います。
ウィンブルドン選手権は四大大会の中で最も歴史ある古い大会です。
今年2018年は7月2日から2週間にわたって開催されます。
大会初日まで残すところ3週間余り。
開催直前のウィンブルドンに行ってきました。
行き方
地下鉄ディストリクト線 (District Line) サウスフィールズ駅 (Southfields) 徒歩10分。
ウィンブルドン駅 (Wimbledon) からも行けますが,もう少し時間がかかります。
駅から歩きたくない場合は、両駅から路線バス493に乗り、 Wimbledon Lawn Tennis Museum で降りると目の前がゲートです。
ゲートを入っていきなり正面が、センターコートです。
ここの敷地の正式名称は”The All England Lawn Tennis Club”といい、ここのクラブのメンバーになるためには、どれほどクラブに貢献しているか、品格があるかなど厳しいチェックを受け、合格した人のみがメンバーになれるステータスが高いクラブです。
チケット
博物館のみ £13 日本語のオーディオガイドがあります。
博物館&ガイドツアー £25
ショップのみの入場は無料です。
ガイドツアーの予約は下記公式ホームページからできます。
https://bookings.wimbledon.com/stadiumtours/booking/default.htm
ガイドツアーは、公認資格「ブルーバッジ」を付けたガイドの人が案内してくれます。所要時間は1時間30分です。
このボードに行われる試合の取組みがでます。
敷地内には、センターコート、第1コートを含む芝のコートが全部で19あります。その他芝でないコートが9つ、屋内コートが5つあります。
ウィンブルドン大会中は、センターコートなど決められたコートを観戦するチケットと敷地内や自由に入れるコートの観戦ができるチケットがあります。
大会のチケットを入手するのはかなり困難のようですが、当日券もあり、かなりの長蛇の列で断念したと、話している人もいました。
ガイドツアー
ツアー開始。今回の参加者は6人と少人数でした。
最初に案内されたのはウォーター・ガーデンズという丘です。
2002年に巨大スクリーンが第1コート裏に取り付けられ、この場所でテニスを観戦できるようになりました。
実際の様子は、こんな感じです。
この丘はイギリス人選手の名をとって「ヘイマン・ヒル」と呼ばれていますが、現在活躍中のアンディ・マレー選手の名に変更して「マレー・ヒル」にしようという動きがあるようです。
18番コート
このコートがなぜ有名になったのかというと、2010年大会で史上最長記録を樹立したコートだからです。
アメリカ人とフランス人の試合は10時間でも決着がつかず、日没終了を繰り返し結局3日間の死闘でした。
壁に取り付けられたこの看板は、当時のスコアが書かれています。
その昔は馬を使ってこの器具でコートを整備していたようです。
第14コート、奥は第1コート。来月の大会に向け芝の準備は万全です。
右センターコートの建物の1階には、Referee’s Office、 Ball-Girls,Ball-Boys Officeなどがあり、大会運営の重要な役割をしています。
芝生コート奥のスタンドが第2コートです。
プレスセンター
ここは各国のメディアの情報せンターです。
メインインタビュールーム
試合が終わった直後の選手にインタビューする場所です。
テレビで見覚えがある人も多いでしょう。
いよいよセンターコートへ。
誰もが憧れるセンターコートです。
2009年にセンターコートに開閉式の屋根が取り付けられ、雨の心配はなくなりました。
センターコートと第1コートは、ウィンブルドン選手権の2週間しか使用されません。
大会が終わるとすぐに来年に向けて整備が始まります。
第1コート(左)センターコート(右)
ここには歴代優勝者の名前が書いてあります。
ミレニアム・ビルディング (Millennium Building)
ここはクラブメンバーでないと入れない場所です。
大会中は、選手がこの入口から出入りします。
ツアーはここで終了です。
わかりやすい説明でウィンブルドンのことがよくわかりました。
今度テレビでウィンブルドン選手権を見るのが楽しみです。
あっという間の90分間。大会直前なので、整備しているスタッフの人々の緊張感が伝わりました。
テニス博物館
イギリスのテニスの歴史に関する展示物です。
日本語オーディオガイドがあるので分かりやすいです。
コートテニス (court tennis) といわれた16世紀のテニス用品です。
右にある小さなボールが一番古いテニスボールです。
現在ウィンブルドン選手権で使用されるテニスボールの数は、54,000個以上です。
使用後のテニスボールはチャリティーとして販売されるそうです。
1877年初代優勝カップ。右は準優勝。
ジョコビッチ選手のユニフォームなど。
ウィンブルドン選手権シングル優勝トロフィー。左が男子、右が女子。
優勝トロフィーは、選手には3/4の大きさのレプリカが渡されます。
本物はこの博物館で保管されます。
公式グッズショップ
ロゴマークの入った公式グッズが色々と売られています。
人気のウィンブルドン公式スポーツタオルです。
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