[イスラエル]エルサレムへの行き方と入国審査、治安などの基本情報

もう10年以上もずっと行ってみたいと思っていたエルサレムに、この夏ついに行くことが出来ました!海外旅行先としてあまり日本人には馴染みのないエルサレムですが、とても良い経験になったので、ここでレポートしたいと思います。

エルサレムの旧市街

日本からエルサレムへの行き方

日本からテルアビブへ

エルサレムへは、テルアビブから陸路で向かうことになります。

日本からテルアビブにある、ベン・グリオン国際空港へは、残念ながら2018年9月時点では直行便がないため、ワルシャワ(フレデリック ショパン空港)や、香港(香港国際空港)、イスタンブール(アタテュルク国際空港)、アムステルダム(アムステルダム・スキポール空港)などを経由します。

当然のことながら、テルアビブへは、イスラム教の諸国からの航空機の乗り入れはありません。

今回私は、ドイツのフランクフルト経由でテルアビブに向かいました。

エルサレムへ向かう飛行機
 

テルアビブでの入国審査

テルアビブでの入国審査は、時間がかかる、チェックが厳しい、と言われていますが、実際にはそんなことはありませんでした。
今回ラッキーだっただけかもしれませんが、、、。

入国審査はとてもスムーズに進み、パスポートに入国のスタンプも押されませんでした。
替わりにその場で撮影された顔写真入りの入出国カード(ビザカード)が渡されます。

現地のツアーガイドさんに理由を聞くと、イスラエルへの渡航記録があると、イスラム圏の国への入国を断られる可能性があるため、そのような対応をとっているとのこと。

逆もまたしかりで、イスラム圏の国の渡航記録があると入国審査に時間がかかります

テルアビブでの入国審査

テルアビブからエルサレムへ

テルアビブ市内からエルサレムまでは車で約1時間強。
完全に個人手配の旅であれば、安全と言われている鉄道や、本数の多いバスを利用しての移動もありかとは思いますが、今回は現地の友人の手配のツアーにお任せし、車をチャーターすることにしました。

エルサレムの市街地に入ってからの移動を考えると、やはり車をチャーターした方が良いと思います。

チャーター料金は日本と同じくらいです。

利便性や安全性を考えると車のチャーターをお勧めします。
 

テルアビブからのエルサレムに向かう高速道の周辺、死海に向かう周辺は、砂漠地帯です。

日本語としておかしいのですが岩砂漠です。
ごつごつした岩の砂漠が続きますが、2月、3月ごろは一面がアネモネの花絨毯となるとのこと。

その頃は気温も15℃前後と観光にはもっとも適した季節とのことです。
砂漠が花絨毯になるなど、想像ができませんが是非そのころに再訪したいものです。

エルサレムの岩砂漠

エルサレムの基本情報

エルサレムの治安

エルサレムの町は壁の色が統一されて、一言でいうなら「美しい街」です。

エルサレムの旧市街

 

この美しさの背景に宗教問題が大きく渦を巻いています。
わずか1㎢に満たない旧市街地に3つの宗教の聖地があるのは驚きです。

聖地エルサレムで祈りを捧げる人々

 

エルサレムは危険な都市という印象を持っていましたが、聖地だけに大きなトラブルは起きていないようです。
外務省の海外安全ホームページによると(2018年8月現在)エルサレムの危険レベルは1となっています。

 

エルサレムの気候

私がエルサレムを訪れた6月の気温は日本の夏よりは涼しく30℃を少し上回る程度でしたが、湿度が低く、汗はすぐに乾いてしまいます。

そのため過ごしやすいのですが、のどの渇きがあまりなく、意識して水分を取らないと熱中症になる可能性があるとのことで、ガイドさんからしつこいぐらいに水分補給の指示がありました。

エルサレムでは、真夏には40度を超えることもあり、冬場には5℃近くまで冷えるそうですが、年間を通して乾燥が激しいとのことです。

ただし、死海周辺の気温は年間を通して非常に高く、冬でも20℃以上あるそうなので、一年中死海の浮遊体験は出来るそうです。

エルサレムの死海

エルサレムの言語

イスラエルではヘブライ語が共通語のため、基本的にレストランのメニューなどもヘブライ語で書かれています。

しかし、アメリカの番組が放送されていることで、英語に関心のある人が多く、ペラペラとまではいきませんが、日常会話程度なら話せる人が多かったです。

エルサレムで使用される通貨と物価

イスラエルの現地通貨はシェケル(NIS)です。
NISは、ニュー・イスラエル・シェケルの略です。

現地で日本円からシュケルに両替できる場所は、ほとんど見かけなかったので、入国前に両替されることをオススメします。

ガイドさんによると、日本円から両替できる場所も何ヵ所かあるそうですが、やはりかなりレートが悪いそうです。
米ドルやユーロからの両替は簡単に出来るようですが、、、。

とはいえ、どこのお店でも金額の大小に関わらず、クレジットカードが使用できますので、今回の滞在中、現金の必要性を感じたことはありませんでした。

また、物価は、車のチャーターについても書きました通り、日本と同じくらいか、少し高いくらいです。

イスラエル、エルサレムの通貨、ニューイスラエル シェケル(NIS)

海外旅行先としてのエルサレム

今回は、日本からエルサレムへの行き方と、治安情報や物価などの基本情報についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

私の周りに、エルサレムへ行ったことのある人がほとんどおらず、ネット上にもあまり情報がなかったため、渡航前の情報集めには多少苦労したため、この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。
 

[イスラエル]エルサレムの3宗教の聖地の観光巡礼レポート | Tabily
キューバ旅行前に押さえておきたいポイント | Tabily
メインは「バガン」ミャンマー2泊4日週末弾丸旅行(前) | Tabily