ロンドンの都会的な雰囲気も素敵ですが、イギリスの田舎の風景もとてもlovelyです。観光旅行でロンドンを訪れる際にもオススメなのが、日帰りで行けるコッツウォルズ地方。
はちみつ色の石造りの家が並ぶ、小さな村のたくさん集まったコッツウォルズ地方には、イギリスの田舎の古き良き田園風景が残されています。
ロンドンからコッツウォルズへの行き方
車
ロンドンからの行き方で1番のオススメなのは、やはり車です。どこの村からスタートするかにも寄りますが、だいたい2時間ほどで行けます。また、コッツウォルズの村をいくつか巡る際、車があると移動もスムーズに行えるため、とても便利です。
観光の場合でも、レンタカーのできる場所は、空港や駅の周辺を中心にロンドン市内にたくさんあります。
また現地ツアーを利用する手もあります。ロンドン市内のホテルまでの送迎付きツアーもあるようなので、その場合、慣れないイギリスでの運転のストレスがありません。
公共交通機関
列車とバスを使って行く方法もあります。その場合は、ロンドンの中心部に位置するパディントン(Paddington)駅から出発します。そこからストラウド(Stroud)駅か、モートン・イン・マーシュ(Moreton-in-Marsh)駅まで直通電車で行き、バスで各村へバスで移動することになります。
乗り換えの時間などを考慮すると車で行く時より、1時間ほど長くかかりますが、運転のストレスがなく、料金も安く済みます。
ただし、ロンドンからのコッツウォルズ地方への列車は1時間から2時間に1本程度しか出ていないため、事前確認が必要です。
https://www.nationalrail.co.uk/
コッツウォルズ地方の主な村
コッツウォルズのオススメの村を5つ紹介したいと思います。
1. ボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-Water)
「コッツウォルズのベニス」と呼ばれるほど水辺が美しい村です。個人的にも1番好きな村で、立地的にもコッツウォルズへ来たらほとんどの方が訪れる村です。
温かい季節に行くと地元の子どもたちが川で遊んでいたり、家族でピクニックしていたり、和やかで開放的な雰囲気が広がっています。
可愛らしい家々を眺めながら散歩していると時間がゆっくり流れます。
ボートン・オン・ザ・ウォーター(Bourton-on-the-Water)の公式観光サイト
2. バイブリー(Bibury)
詩人のウィリアム・モリス(William Morris)が「イギリスで最も美しい村」と呼んだことでも知られるバイブリーは、コッツウォルズで外せない村の一つです。
この村の一番の見どころは、14世紀の家並みがそのまま残されたアーリントン・ロウ(Arlington Row)。
コッツウォルズを代表する風景です。
3. ストウ・オン・ザ・ウォルド(Stow on the Wold)
陶器や美術品、インテリアなど、30軒以上のアンティークショップが有名な村です。ゆっくり時間を取れたら、掘り出し物が見つかるかもしれません。
マーケット・スクエアには、マーケットクロス(Market Cross)と呼ばれる石の十字架の塔が残され、ストウ・オン・ザ・ウォルドが賑わったマーケットであったことを示しています。
4. チッピング・カムデン(Chipping Campden)
中世に羊毛取引の中心として栄えた村で、当時の裕福な羊毛商人たちの家々が今も残っています。コッツウォルズのほかの村と比べても特に濃いはちみつ色の家々が特徴です。
町のシンボルである「マーケット・ホール (Market Hall)」は、1627年に建てられたもので、羊毛だけではなく、チーズや食肉なども取引されていました。
老朽化に伴い、現在は使用されていませんが、このようにいつでも見学することができます。
5. ブロードウェイ(Broadway)
日帰りだとじっくり見るのは難しいのですが、1798に建てられたブロードウェイタワーを見るだけならそれほど時間もかかりません。
ブロードウェイタワーは、中世には、見張り台に使われたり、芸術家たちがバケーションを過ごしたり、村にとって重要な役割を果たしていました。
ロンドンへ来たらぜひコッツウォルズへ!
ゆったりとした時間が流れるコッツウォルズには、ロンドンから日帰りで行くことが出来ます!!
ロンドンの都会的な雰囲気とは異なる、イギリスの田舎風景を堪能しにぜひ足を延ばしてみて下さい。中世の街並みを見ていると本当にタイムスリップしたかのような気分になります。
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