ヘルシンキからの日帰り旅行で、今回初めてタリンへ行ってきました。日帰りで時間が限られていても、ここさえ押さえれば大丈夫!という、タリンのオススメ観光スポットをまとめましたので、参考にして頂けたら嬉しいです。
タリンに実際に行く前は、バルト三国に行けるなんて一生に一度のチャンスだと思っていましたが、タリンの街並みにすっかり魅了されてしまい、いつかまた絶対再訪したい!なんなら他のバルト三国の街も訪れたい!と思うようになりました。
それくらいタリンは素晴らしく魅力的な街でした!!
1. 展望台
トームペアという丘の北側にある展望台から見下ろすタリンの街並みはまさしく、絵本の世界。あまりの美しさに息を呑むほどでした。夕方以降に登るのがオススメです。
展望台に登る途中にトームペア城の正面入り口もあります。ピンク色でとてもメルヘンな外見です。
かつてエストニア人の砦があった場所に建てられた騎士団の城ですが、現在も政府の一部が城内に入っているため、残念ながら内部を見学することは出来ません。
2. ふとっちょマルガレータ
現在は海洋博物館として使用されていますが、もともとは、街の中で最も重要な出入り口を守ることを目的に16世紀に造られた砲塔です。直径は24メートルもあり、近くで見るとその迫力に圧倒されます。名前の通り、ふとっちょ!
名前にも使用されているマルガレータですが、かつてこの砲塔が海洋博物館として使用される前、監獄として使用されていた時期があり、そこで食事のお世話をしていた女性の名前だそうです。
3. 三人姉妹
15世紀に建てられたものなのですが、女性的な雰囲気を持っていることから、三人姉妹と呼ばれています。タリン旧市街で最も有名な中世の住宅です。現在は
4. 大聖堂(トームキリク)
1219年に建てられた、エストニア最古の教会です。聖母マリア大聖堂とも呼ばれています。壁にはたくさんの紋章がかけられていて、歴史を感じます。この大聖堂の特徴は、教会でありながらも墓所としての役割も持っている点で、床に墓石があったりします。
5. キーク・イン・デ・キョクとネイツィトルン(乙女の塔)
写真の左側にそびえたつ塔がキーク・イン・デ・キョクで、エストニア語で「台所を覗く塔」という意味を持ちます。かつて、旧市街を守るために造られたこの塔の上からは下町の家の台所を覗くことが出来た、というのが由来だそうです。
上の写真ではネイツィトルンが木に隠れてしまっているので、見やすい写真を改めて。
中世に、売春婦の牢獄として使用されていたことから「乙女の塔」という皮肉な名前が付けられたそうです。
6. 市議会薬局
ヨーロッパ最古の薬局の一つと言われています。いつから経営されているのかはハッキリ分かっていないそうで、1422年に記録に現れた時点ではすでに三代目のオーナーだったというから驚きです。
現在も薬局として営業していますが、お店の奥にはこのように中世の薬品関係の器具などが展示されています。
7. 職人たちの中庭
陶器やジュエリー、帽子などの工房が集まる中庭です。
暖かい季節にはこの広場にもたくさん商品が並べられたり、カフェスペースが出来て賑わうそう。
ただ、私たちの行った季節は極寒の冬だったので、さすがに外には誰も出ていませんでしたが、可愛いお店はたくさんありました。
職人さんに直接話を聞きながら商品を買えるので、とても楽しかったです。
Puupank(プーパンク)
特に私のお気に入りは、Puupank(プーパンク)という木製の製品を作っているお店。
ここでタリンお土産としてプレートや鍋敷き、スプーンなどを購入しました。
タリンは日帰りでも楽しめる街
いかがでしたか?
タリンはまるで絵本の世界に迷い込んだかのようなメルヘンチックな街です。
日帰りでも十分楽しめた、タリン旅行でしたが、次回は泊まってみたいな、とも思います。
そんな魅力的なタリンへは、ヘルシンキからフェリーで2時間で手軽にアクセスできますので、ヘルシンキに行かれる予定のある方はぜひ足を延ばして、タリンへも行ってみて下さい。
ヨーロッパでもトップレベルに美しい、おすすめの街です!!
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