フィンランドの首都ヘルシンキは、現在日本からも直行便があり、ヨーロッパ各国への窓口としても非常に重要な役割を果たしています。
日本人観光客も毎年増加の傾向にあり、ヨーロッパの新たな観光都市としてこれから更に存在感を増していくことが予想されます。
日本においてもフィンランドブランド、マリメッコはとても人気ですし、周囲でも北欧ファンがどんどん増えているように感じる今日この頃。
ヘルシンキは、人口約140万人という非常にコンパクトな町で、ヘルシンキ中央駅辺りの中心地からも、徒歩で観光できるスポットがたくさんあります。
今回はそんなヘルシンキの定番観光スポットにフォーカスを当て、ご紹介したいと思います。
①ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキのランドマークともいえる、大聖堂。白亜の外壁と緑色のドームのコントラストが美しく、その存在感はヘルシンキでも圧倒的です。1852年にドイツ人の建築家建築家のカール・エンゲルにより建てられました。その後30年間、増築などを経て完成させられました。
現在も福音ルター派の総本山としての機能を果たしている大聖堂内部も無料で公開されています。見た目の華やかさとは対照的にとても質素で、神聖な雰囲気が漂っています。
大聖堂前の大階段の下に広がる元老院広場も見渡すことが出来ます。
②テンペリアウキオ教会
岩の教会(ロックチャーチ)とも呼ばれるこの教会は、その名の通り岩をくり抜いて造られたものです。ガラスがはめ込まれた窓からは陽の光が差し込んでいて、自然光に照らされる教会内部は、思わず息を呑む美しさです。
オルガンの生演奏に心が洗われます。入場料は一人3€。また、教会内はwifi完備でした。
「The 岩」な外観とは対照的に、内装があまりにも美しく、これが岩をくり抜いて造られたものだということを思わず忘れてしまいそうになります。
③カンピ礼拝堂
2012年、世界デザイン首都にヘルシンキが選ばれたことをきっかけに建てられた、「もみの木」製の礼拝堂です。曲げられた木が何重にも重ねられて造られたこの礼拝堂は、「静寂の礼拝堂」とも呼ばれます。
オフィスやスーパーなどが立ち並ぶ、賑やかなカンピ地区にありながら、ミサなどには利用されていないため、誰もが自由に祈りを捧げることが出来ます。入場料などもかかりません。
自然の素材を生かした、ユニークな教会という点において、テンペリアウキオ教会と通ずるものがあります。北欧らしさに溢れた観光スポットです。
④オールド・マーケットホール
エテラ港近くにあるレンガ造りの建物は、1889年に創業し1年に及ぶ改装を経て、2014年にリニューアルオープンした、ヘルシンキで最も古い屋内マーケットです。
歴史的な建物にも拘らず、ドアは自動ドアでした。
冬場は売り場が減り、マーケットの規模が小さくなると聞いていましたが、チーズや新鮮な魚介類、野菜などは売られており、観光客と地元の人で賑わっていました。
とはいえ、やはり、冬場ということでシャッターの閉められている売り場も多く見かけました。暖かくなると、フレッシュなフルーツやスムージーなども販売されるそうです。
ヘルシンキ中央駅周辺にも見所はたくさん
ヘルシンキ中央駅から地下鉄に乗り、マリメッコ本社のアウトレットへ行ったり、フェリーで隣国エストニアのタリンへ行ったり、ヘルシンキを拠点に活動する方は多いと思うのですが、ヘルシンキ中央駅周辺にも、北欧の暖かみ溢れる観光スポットがこのようにあることを知って頂けたら嬉しいです。
特に、テンペリアウキオ教会やカンピ礼拝堂などは、行きそびれている観光客の方も多いようなので、ぜひチェックしてみて下さい。
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