前回から引き続き、スペインの人気都市コルドバ、グラナダ、セビリア、ロンダ、ミハスを訪れた際のことをレポートします。今回はアンダルシア地方で最も有名なグラナダ!
グラナダはイスラム時代最後のナスル王朝の首都として栄えました。レコンキスタ終了後、グラナダに住んでいた多くのイスラム教徒とユダヤ教徒は追放され、イスラムの建造物はキリスト教徒により教会などに造り替えられました。それでも今も尚、街中に残されたイスラム文化を見ることが出来ます。
アルハンブラ宮殿
小高い丘の上に建つアルハンブラ宮殿は、13世紀イスラム教徒によって建設されました。アルハンブラ宮殿はイスラム教建築の最高傑作です。いくつもの宮殿と緑豊かな中庭、その神秘的美しさに圧倒されます。
ワインの門から入場します。
アルハンブラ宮殿の中心である「ナスル朝宮殿」を訪れます。
アラヤネスの中庭。アルハンブラ宮殿の中で最も有名な場所です。
水面に映るアーチが美しいです。
大使の間。宮殿内の最も広いサロン。
アラベスク模様の壁
「バルカ(舟)の間」の天井は幾何学模様の寄木細工でできています。
ライオンの中庭
中庭はライオンの噴水を中心に大理石の列柱に囲まれています。
壁・天井部分は漆喰細工が施されています。
こんなに細かく繊細な造りになっています。
アラベスクといわれる幾何学模様の装飾。
ナスル朝宮殿の中で最も美しいといわれる「ニ姉妹の間」。
「メスアールの間」
行政・裁判が行われたこの部屋は、アルハンブラ宮殿に現存する最も古い建物といわれています。
天井や壁はタイルの装飾になっています。
メスアールの中庭。
アルハンブラ宮殿から眺める街の風景。
パルタル宮。
ナスル朝宮殿を出て「ヘネラリフェ」へ。
ヘネラリフェは、代々の王が休暇を過ごした夏の別荘地です。
ヘネラリフェ一番の見どころである中庭。
50mある水堀の両側には沢山の花が咲いています。
涼を感じる水の庭園。癒されます。
上からの眺めも絶景です。
ライトアップされた夜のアルハンブラ宮殿。
カテドラル(グラナダ大聖堂)
16世紀に着工され完成まで200年も要したため、当初のゴシック様式からルネッサンス様式と変更され様々な建築法が混在しています。
中央祭壇のステンドグラスが美しい。
街の中心にあるコロンブスとイザベル女王の銅像。
バルのお店が立ち並ぶ“バル通り”。
スペインのレストランは、シエスタでお店が6時頃まで閉まっているので
夕食の時間は夜9時くらいが普通です。