[スペイン]アンダルシアの旅~セビリア編~

スペインの人気都市コルドバグラナダ、セビリア、ロンダ、ミハスを訪れた際のことをレポートしています。今回は「カルメン」や「セビリアの理髪師」の舞台として知られる、アンダルシア州の州都、セビリアについてレポートします!

 

スペイン第4の都市であるセビリアはスペイン南部に位置するアンダルシアの州都です。イスラム支配下で反映したセビリアは15世紀から始まる大航海時代、唯一の交易権を持っており、新大陸で発掘された金銀は全てセビリアに運ばれていたそうです。今でもセビリアの街にはかつての黄金時代を物語る建造物が数多く残り、一年中観光客で溢れています。

カテドラル(セビリア大聖堂)

15世紀イスラム教のモスクの跡地に100年もの歳月をかけて建てられた世界で3番目に大きい大聖堂です。(1番目はバチカンのサンピエトロ大聖堂、2番目はロンドンのセントポール大聖堂)
「後世の人々が正気の沙汰でないと思うほど巨大な聖堂を建てよう」と建設が決定したというだけあり、かなり大きいです。

カテドラル(セビリア大聖堂)

 

主祭壇。

カテドラル(セビリア大聖堂)の主祭壇

カテドラル(セビリア大聖堂)の主祭壇

カテドラル(セビリア大聖堂)の主祭壇

 

コロンブスの墓。コロンブスは新大陸発見後セビリアに住んでいたようです。
15世紀にスペインを構成した、カスティーリャ、レオン、ナバーラ、アラゴン4国の王が棺を担いでいる姿は迫力があります。

カテドラル(セビリア大聖堂)のコロンブスの墓

 

ミナレットだったヒラルダの塔からは街並みが一望できます。

カテドラル(セビリア大聖堂)のヒラルダの塔

カテドラル(セビリア大聖堂)のヒラルダの塔

カテドラル(セビリア大聖堂)のヒラルダの塔からの景色

 

多くの鐘があります。

カテドラル(セビリア大聖堂)のヒラルダの塔の鐘

カテドラル(セビリア大聖堂)のヒラルダの塔の鐘

 

サンタ・クルス街

カテドラル周辺のサンタ・クルス地区には15世紀、ユダヤ人が住んでいました。1492年にユダヤ人が追放されてからは、その邸宅跡に帰属などが移り住んだそうです。
狭い路地にはレストランや土産物店が並んでいます。

セビリアのサンタ・クルス街

セビリアのサンタ・クルス街

セビリアのサンタ・クルス街

 

セビリアには野良ネコが多い。野良ネコといえども気品あふれる風格です。

セビリアの野良猫

 

スペイン広場

セビリア市民の憩いの場であるスペイン広場は、かつてサン・テルモ宮殿の庭園の一部だった、マリア・ルイサ公園内にあります。
映画「スターウォーズ/エピソード2」のロケ地としても知られています。

スペイン広場

 

フラメンコ

セビリアはフラメンコの本場としても有名です。

セビリアのフラメンコ

 

踊り子、歌い手、ギター奏者が一体となった舞台を食事しながら鑑賞します。

セビリアのフラメンコ

 

黄金の塔とグアダルキビル川

かつて海運で栄えていた、イスラム支配下の時代に、グアダルキビル川の通行の検問や防衛の役割をしていました。
現在は海洋博物館になっています。

セビリアの黄金の塔

セビリアの黄金の塔

 

セビリアを出る前に見た、グアダルキビル川に沈む夕日はとても奇麗でした。
情熱的なスペインのイメージにピッタリです。

セビリアのグアダルキビル川に沈む夕日