ペナン島のジョージタウンには、この夏以前にも何度か訪れたことがあるのですが、歴史やロマンを感じられる、なんとも情緒のある街です。
今回はその歴史的な街並みが世界遺産にも登録されているジョージタウンの観光スポットについてご紹介します。
[ペナン島ジョージタウン]日本からの行き方と滞在おすすめホテル
イースタン アンド オリエンタル ホテル(Eastern and Oriental Hotel)
ジョージタウン、いえ、ペナン島の象徴ともいえる、コロニアル様式の非常に有名なホテルです。
シンガポールにあるラッフルズ シンガポール(Raffles Singapore)の創業者でもあるサーキーズ兄弟によって建てられました。
格式高いホテルの割に、宿泊費がリーズナブルなので、大変人気があります。
プラナカンマンション(Peranakan Manshion)
15世紀後半から数世紀に渡り、マレーシアへ移住し、根付いた、主に中華系移民の末裔をプラナカンと呼びます。
東洋と西洋のスタイルを取り入れた、華やかで美しい文化が詰め込まれたプラナカンマンションは、ペナンを知る上で欠かせないスポットです。
館内のスタッフのほとんどが中国系で、中国語を話していました。
英語はあまり通じなかったのですが、中国語を話せると一段と楽しめると思います。
中の装飾は豪華で、昔のペナンがいかに裕福だったかが垣間見れました。
ビクトリアメモリアル時計塔(Victoria Memorial Clock Tower)
ビクトリア女王の即位60周年を祝って建設された時計台です。
1902年に完成させられたこの時計台は、高さ約18メートル。
これは、60フィート、つまり、ビクトリア女王の即位60周年に合わせられたものなのです。
また、寄贈は、ペナンの億万長者によってされたものだそうです。
ビクトリアメモリアル時計塔の全体像を写真に収めようとすると、どうしても交通量の多い道路からの撮影になりますので、気を付けて下さい。
同性一族の橋(伝統水上家屋)
中国系移民が橋の上に、同性一族ごとに集落を作り、現在も伝統的な水上生活をしています。
想像以上に橋が古く、その中にこれだけ多くの人々が今も生活しているということに驚きました。
水上家屋の中には、陸から結構離れているところもあったのですが、電気はしっかり通っているようでした。
クー・コンシ(Khoo Kongsi)
中国福建省から渡来した邸(クー)一族によって建造された寺院。
木材を始め、建築材料にも上質なものが使われ、ペナンに数ある「コンシ」(中国式廟)の中でも、クー・コンシは最も豪華なものだと言われています。
カピタン クリン モスク (Kapitan Kling Mosque)
19世紀初頭にインド人のイスラム教徒により建造されたモスクで、20世紀に入って、現在のインドムーア様式に改築されました。
ペナンの街並み
世界遺産にも登録されているジョージタウンの歴史的な街並みは、様々な文化が混在していてとてもエキゾチックです。
ロマンを感じながらの街並み散策は最高です。
ストリートアート
最近では、「ストリートアートの街」としても注目を集めている、ペナン。
ジョージタウンにも至る所に素敵な絵が描かれており、ストリートアートマップ付きのパンフレットが配られているほど、観光スポット化しています。
パンフレットは観光案内所の他、ホテルなどにも置いてあります。
ストリートアートの中にはワイヤーアートも多くあり、白い壁に浮き上がっていました。
ペイントとは違った良さがあります。
ブルーマンション(チョンファッツィ マンション)
ペナン島において、イースタン アンド オリエンタル ホテルと並ぶほど有名な「チョンファッツィ マンション」。
鮮やかなブルーの外観から、ブルーマンションと呼ばれています。
19世紀末、中国人の大富豪が中国本土から職人を呼び寄せて建設した邸宅で、現在はホテルとして利用されています。
宿泊者以外は自由に出入りすることが出来ませんが、毎日数回行われるガイドツアーに参加すれば見学することが出来るようです。
今回は時間が合わず、私はツアーに参加できませんでしたが、外観だけでもとても美しいのが伝わってきました。
ガーニー・ドライブの屋台
ペナンには屋台街がたくさんあるのですが、その中でも最大なのがガーニー・ドライブです。
日本人には馴染みのない食べ物がたくさん売られていました。
興味のある方は試してみて下さい。
ちなみに、友人は翌日腹痛で寝込んでいました。。。
ペナン島のジョージタウンには観光スポットがたくさん
今回は、ペナン島のジョージタウンの観光スポットについてまとめてみましたが、いかがでしたか?
異国情緒漂うこの雰囲気はやはり、ペナンならではのものだと思います。
歴史的な街並みの中にもストリートアートなどの現代的な文化も混じっている様子は、様々な文化を受け入れながら独自の文化を築いてきたペナンらしさを堪能することが出来ます。
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