今回カンボジアまでやってきた主な目的は、アンコールワットを始めとする、アンコール遺跡群を見ることです。この記事では、アンコール王朝の建築技術・芸術の最高傑作であるアンコールワットについて、詳しくレポートしたいと思います。
アンコールワットは、1113年スールヤヴァルマン2世の即位後、30年をかけて建設されました。
ヒンズー教ヴィシュヌ神に捧げた護国寺院として建立。王と神が一体となる聖なる場所でした。
アンコールワットへ
アンコールワットの入場券、アンコールパスについて徹底レポート
西参道と環濠の右奥にアンコールワットの塔が小さく見えます。
中央西塔門を出て進むと参道の先にアンコールワットが現れます。
聖池に写る「逆さアンコールワット」
ガイドブックなどの写真に使われている写真は、ここから撮影されたものが多く、アンコールワットといえば、な写真を撮ることが出来るスポットです。
王の門「中央西塔門」。
門をくぐると、約350mの参道が真っすぐに伸びています。
アンコールワット内には多くの猿が生息しています。
テラスにはシンハ(狛犬像)やナーガ(蛇神像)が見られます。
いよいよ本殿へ。
第一回廊
東西215m、南北187mの回廊のレリーフはアンコールワットの一番の見どころといわれています。
一般の人々が文字を読めない時代に、王の威厳、宗教の教えなどを伝えるために刻まれました。
十字回廊
第一回廊と第二回廊をつなぐ十字回廊は4つに区切られており、沐浴池の跡があります。
江戸時代初期にアンコールワットを訪れた森本右近大夫の落書き。
アンコール・ワットは今も地元の人の信仰の場になっています。
地元住民は無料でアンコールワットに入れます。
第二回廊
第二回廊に向かう階段。
第二回廊内側の壁は、様々な表情をしたデバター(女神)が彫刻されています。
第三回廊
第三回廊は1辺60mの正方形で、第二回廊より13m高く中央に高さ65mの中央祠堂がそびえ立ちます。
つまり、アンコールワットの中で最も高い位置にあります。
シェムリアップではアンコールワットよりも高い建物は建てられません。
カンボジアの仏足日にあたる日は、この第三回廊には入場できない決まりですので、観光に行く前に確認して下さい。
また、12歳未満も見学出来ませんので、こちらも併せて頭に入れておいた方が良いと思います。
第三回廊には全部で12の階段があります。
現在入場できるのは東面の1ヶ所のみです。
入場できる時間は07:30~17:00で、入場制限があり順番待ちで並ぶことが多いです。
午前中は比較的すいています。
約70度の傾斜の階段を上ります。
アンコールワットの周辺は密林です。
アンコールワットは、発見される150年前まで森の中に眠っていました。
西面からは、当時、王しか見ることができなかった西参道を見下ろすことができます。
中央祠堂には仏像が安置されています。
アンコールワットで一番美しいといわれるデバター。
アンコールワットは、登る時よりも降りる方がスリル満点です。
裏参道から見たアンコールワット。
裏参道にある東門はひっそりとして人も少ないです。
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