トンレサップ湖は、シェムリアップから車で20分に位置する、東南アジア最大の湖です。大昔から豊かな漁場として栄えてきました。
その様子はアンコールワットのレリーフにも刻まれています。
ここには今でも水上で暮らす人々の村があり、ボートからその生活を見学することができます。
以前、トンレサップ湖に行った友人や、ネット上のクチコミで、ひどいぼったくりに遭ったと言っている方が結構多いので、今回はツアーに参加することにしました。
個人でも行けますが、高額の寄付をほぼ強制的に取られたという方もいるようなので、もしそうなれば、始めからツアーに参加していた方が安くつきますし、安心です。
もちろん、ツアーに参加しても村の人々に寄付をするチャンスはいくらでもあります。
ただ、怖い男性などに強制的に求められるということはありませんでした。
ボート乗り場。
小型ボートで出発。小さな男の子がお手伝いをします。
この地域には多くのベトナム人が住んでいます。
ベトナム人の学校。
ガイドさんによると、船の形でベトナム人かカンボジア人か区別出来るそうです。
この女性はベトナム人だそうです。
教会も水上にあります。
トンレサップ湖では、雨季と乾季では湖の水量が3~4倍違います。
雨季の今頃が最も見ごたえがあります。
この時期、住民たちは漁業で生計を立てています。
乾季には湖が干上がってしまうので、季節に合った仕事をしなければなりません。
雨季の湖の水深は2~3m。この写真の背景の木々は水中にありますが、11月以降の乾季は水がありません。
草を運んでいます。
観光客向けの綺麗なレストランもあります。
水上では、下水も洗濯もこの湖に流します。
養殖場で下船します。お土産も売っていますが値段は高めです。
ワニも養殖しています。
多くの観光客を乗せたボートが停泊しています。
野菜を運ぶ住民。
たらいに乗る子、発泡スチロールの箱に乗る子、私たち観光客にチップを要求してきます。
水上生活をする人々は、決して豊かな生活をしているとは思えませんでした。
不自由とも思える水上生活を続ける訳があるのでしょう。
観光客目線では、ただ珍しい光景ではありますがカンボジアの貧困層の生活を肌に感じる思いでした。
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