オクトーバーフェストはドイツ・ミュンヘンで毎年9月下旬〜10月上旬に開催される、世界最大のビール祭りです。
ミュンヘンで住んでいた家から会場のテレージエンヴィーゼまで徒歩圏内だったこともあり、4年間で合計30回近く行きました。
一口に「ビール祭り」と言っても色々な楽しみ方ができるのでご紹介します!
①テント内でビールや食事・音楽を楽しむ
10社以上のビールメーカーのテントがあり、入ったテントのメーカーのビールが飲めるようになっています。(一般的にテントと呼ばれていますが、実際はかなり広くしっかりした建物で、日本の屋台のような簡易テントではありません。)
バンドの生演奏に合わせて歌ったり踊ったり、一気飲み対決などが突然始まる時もあり、かなり盛り上がります。
②各テントの外にある屋外テーブルでまったり
テント内のテーブルはすぐに埋まってしまうため、席を取れなかった場合は屋外のテーブルでもビールや食べ物を注文できます。
昼間は日差しを浴びながらのんびり飲めます。
③屋台で食べ歩きやお土産探し
路上には屋台もたくさん出店されていて、お菓子やぬいぐるみの他、ソーセージやハンバーガー等の軽食も楽しめます。
オクトーバーフェストのお土産と言えば、ハート型のレープクーヘン♡
一応食べられる材料で出来たお菓子ですが、実際には食べずに首から提げたりお家に飾ったりします。
会場内に沢山売られているので1つ1つ見ているだけでも楽しいです!
④遊園地の乗り物で遊ぶ
意外と知られてないかもしれませんが、オクトーバーフェスト会場は遊園地になっています!
かなり怖そうな絶叫マシンも結構ありました…
観覧車もありますが、日本より個室が広く相乗りが普通で、回転も速く何周もしてくれます。
会場全体を上から見降ろせるのでオススメです。
⑤せっかく行くなら民族衣裳で
現地の方々は、老若男女問わず南ドイツ地方の民族衣裳を着ている方が多いです。
男性用のレーダーホーゼ・女性用のディアンドルと呼ばれる衣裳は、街中のお店やデパートでも買ったり試着したりできます。
アジア人で着ていると目立つようで、周りから注目され声をかけてもらえることも多かったです。
⑥昼と夜、それぞれの良さを味わう
会場内の雰囲気は時間帯によって全く違います。
一緒に行った友人も皆、昼と夜で全然違う場所に来たみたいと言っていて、好みも別れます。
昼間はただブラブラしているだけでも楽しく、意外と落ち着いた雰囲気で過ごせます。
夜になると観覧車やアトラクションのイルミネーションが点灯し、テント内外の盛り上がりも増し、雰囲気がガラッと変わります。
夜のオススメ絶景スポットは、会場近くの聖ポール教会の展望台!
会場を一望できます。
⑦国際交流を楽しむ
世界最大のビール祭りと言われるだけあって、近隣諸国等から沢山の外国人も来ています。
隣の席の見知らぬ人と話す機会も多く、色んな国の「乾杯」の言い方を教え合ったり、お互いの国について話したり、年齢や性別関係なく交流できます。
特に外国人観光客が多いのは「ホーフブロイハウス」のテントで、同じテーブルに座った人たち皆で肩を組んで大合唱したり踊ったりもしてました。
ミュンヘンのオクトーバーフェストは誰でも楽しめる
毎年数多くの人々が訪れるイベントなので、酔っ払いやスリ等には常に気をつける必要もあります。
ただ、規模も雰囲気も日本のオクトーバーフェストとは全く異なっていて、本場でないと味わえないことも沢山あります。
この時期はミュンヘン観光の一番の繁忙期で飛行機やホテルも普段より高額となる可能性も高いですが、ビール好きの方はもちろんお酒が苦手な方も楽しめますので、機会があればぜひ一度は訪れてみて下さい!
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