マカオといえば、カジノ!「東洋のラスベガス」とも呼ばれるマカオは、年間を通して一攫千金を夢見た人々で大賑わいです。
マカオには、カジノを併設したアミューズメントパークのような5つ星クラスの高級ホテルがいくつかあるのですが、その中の一つ、マカオのランドマーク的存在の「グランド・リスボア・マカオ(Grand Lisboa Macau、新葡京酒店)」に宿泊してきましたので、早速レポートしたいと思います。
グランド・リスボア・マカオ(Grand Lisboa Macau)とは
マカオの象徴である蓮の花をイメージしたフォルムが特徴の、マカオのランドマーク的タワーです。
「マカオのカジノ王」として知られている大富豪のスタンレー・ホー(Stanley Ho)氏により創立された地元の企業がオーナーで、外装も内装もとにかくゴージャス。
マカオ1高い建物である、グランド・リスボアの中には、ミシュラン3つ星の2軒を含む計7軒のレストランを始め、屋外プール、スパ、カジノなどが併設され、贅を尽くしたエンターテインメント型施設となっています。
また、ロビーには、国宝級の芸術品が展示されており、24時間見学することが出来ます。
グランド・リスボア・マカオ(Grand Lisboa Macau)の基本情報
アクセス
グランド・リスボアは、マカオ旧市街の中心地にあり、世界遺産を観光するのにも好立地です。
旧市街のある半島側のマカオ・フェリーターミナルからグランド・リスボアへは、毎日8:30 amから10:30 pmの間、15分から20分毎に無料シャトルバスが出ており、便利です。
詳しくは、グランド・リスボア公式サイトの無料シャトルバスのページ(英語)をご覧ください。
また、半島側のフェリーターミナルからグランド・リスボアへは、タクシーでも5分程度(30~40HKD程度)で行けます。
2018年10月に開通した、「港珠澳大橋」(香港とマカオ・珠海を結ぶ世界最長の橋、シャトルバスでアクセス可能)のマカオ側のバスターミナル(半島側)からもタクシーで5~10分程度で着きます。
タイパ側にあるマカオ国際空港やタイパフェリーターミナルからは、タクシーで15分~20分でした。
詳細情報
住所: Avenida de Lisboa, Macau
TEL: (853) 2828 3838
E-mail: reservation@grandlisboa.com
公式サイト(英語): https://www.grandlisboahotels.com/en
グランド・リスボアのロビー
レセプションはこのようにゴージャスな雰囲気です。
シャンデリアももちろんビッグサイズで、キラキラ!
豪華な階段もロビー裏にあります。
ロビーには、丸いチェックインカウンターが4つあり、ちょっとしたプライベート空間で手続きが行えます。
国宝級のコレクション
レセプション裏のエレベーターホール付近には、ホー一族が収集した国宝級の芸術品が展示されています。
これだけでも、グランド・リスボアを訪れる価値があるほどの貴重なコレクションです。
グランド・リスボアの客室
今回は、グランド・リスボアでは1番狭い部屋、スーペリアルーム(Superior Room)を選択しました。
1番狭いと言っても、さすがラグジュアリーホテル、約50㎡あるので、キングベッドがあっても全く狭さは感じず、とてもゆったりとした広さで快適です。
大理石のバスルームも、広々としていました。
洗面台シンクには、グランド・リスボアの象徴である蓮が描かれており、更にアメニティーはエルメス。高級感が伝わります。
ルームキーはこのように、トランプのような見た目のカードキーになっていて、スタイリッシュでした。ポーカーが人気のマカオらしい演出に思わず微笑んでしまいました。
ホテル内併設施設
レストラン
グランド・リスボアには、7軒のレストランが入っているのですが、「ロブション・オ・ドーム(ROBUCHON AU DÔME)」と「ザ・エイト・レストラン(THE 8 RESTAURANT)」はミシュラン3つ星を獲得しており、ホテル内には2軒も3つ星レストランが入っていることになります。
今回、滞在の3週間前に予約をしようと試みたのですが、どちらも既に予約が埋まっていました。行きたい方は、早めに予約されることをオススメします。
カジノ
カジノ王一族が経営するホテルだけあり、もちろんホテル内部にカジノが併設されています。
カジノ内は撮影が一切禁止のため、写真はありませんが、240のゲームテーブルと750台のスロットマシーンがあります。
温水プール
今回の滞在では時間がなかったため、入りませんでしたが、プールは温水で、年中楽しめます。
ライトアップされた夜のグランド・リスボア
太陽の日差しを浴びたグランド・リスボアは、昼間でも十分キラキラしていますが、夜、ライトアップされたものはもっとすごい!
約50万個もの発光体によって、ネオンでピカピカ光っています。色も常時変わるので本当に見ていて飽きません。
電気代は1ヶ月に5000万円以上なのだとか、、、!!
マカオの景気の良さが良く伝わる驚きの経済事情ですね!
マカオに来たらグランド・リスボアに滞在がオススメ
マカオのカジノ王一族経営のホテルだけあり、グランド・リスボアは、本当に贅が尽くされたゴージャスさで、ホテルから出ずとも、最高レベルのカジノやレストランが楽しめる造りになっています。
しかし、旧市街の中心という立地から、世界遺産へも徒歩でアクセスができる(セナド広場から歩いて10分程度)ため、マカオ観光もしっかり予定に組み込めました。治安も全体的に良いため、夜でも安心して出歩くことができます。
マカオでの滞在時間が短かったので、楽しめるか不安もありましたが、グランド・リスボアはその悩みを見事に解決してくれました。
マカオに行かれるなら、ぜひグランド・リスボアに宿泊してみて下さい!
[番外編]ホテルリスボア(Hotel Lisboa)
グランド・リスボアの道路を挟んですぐ隣には、姉妹ホテルの「ホテルリスボア(Hotel Lisboa)」があります。
ホテルリスボアの方が歴史は古く、老舗ホテルの風格(少し昭和っぽいイメージ)があります。
併設されているカジノも大規模で先鋭的なグランド・リスボアと比べると小さめでカジュアルに楽しめるものとなっています。
ミニマムベットもグランド・リスボアを含む他のカジノ施設より低く設定されているので、初心者でも手を出しやすいカジノとして観光客からも人気です。
通りの目の前にあり、2階部分が繋がっていて行き来も容易なので、グランド・リスボアとホテルリスボア両方の雰囲気を楽しんでみて下さい。
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