ヴェネツィアで最も楽しみにしていたことは、周辺の島巡りです。今回は、ヴェネツィアングラスで有名な島「ムラーノ島」とカラフルな街並みとレースで有名な島「ブラーノ島」についてレポートします!
ムラーノ島→ブラーノ島の順番に観光しました。
ヴェネツィア本島の記事についてはこちらからどうぞ。
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ムラーノ島
ムラーノ島とは
ヴェネツィアングラスの生産地として世界的にも有名な島です。
ルネッサンスの時代にヴェネツィア共和国に巨万の富をもたらしたヴェネツィアングラス。
13世紀にはその技術が他国へ流出するのを防ぐため、ガラス職人及びその家族がムラーノ島へ強制的に移住させられたという歴史もあるそうです。
私たちはこのガラスをヴェネツィアングラスと呼び、「ヴェネツィアのガラス」と認識していますが、イタリア語では、「ムラーノ島のガラス」という意味の「vetro di Murano」と呼びます。
ヴェネツィア本島からムラーノ島への行き方
ヴァポレットと呼ばれる水上バスを利用します。
サン・マルコ広場東側のサン・ザッカリア(San Zaccaria)から約50分で、船旅を楽しみながら行きました。
フォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)からの乗船だと、4.1番か4.2番を利用すると、約10分で着くのでおすすめです。
ムラーノ島内部
落ち着いた雰囲気の島で、散歩には持ってこい。
と、思いきや、ガラスショップめぐりを楽しみ過ぎて疲れ果てたくらいです。
ムラーノ島で購入したヴェネツィアングラスです。カラフルで綺麗!
この島にあるお店の半数以上はヴェネツィアングラスを販売しています。
ディスプレイされているもの以外にも、本当に買う気があることを伝えると、お店の裏から高級高品質なものを出して貰えます。
「Cometa di Vetro」というヴェネツィアングラスで出来たオブジェがサント・ステファノ広場にあります。
写真で伝えきれないのが残念ですが、実物は太陽光に当たってキラキラ輝いています。
ブラーノ島
ブラーノ島とは
カラフルで可愛い家が建ち並ぶ、レース編みで有名な漁師の島です。
霧の中でも漁に出た船が自分の家(家の前の船着き場)を間違えないように、というのが始まりで、周辺の家と被らない色に塗ることが義務付けられているそうです。
このカラフルな家は見た目が可愛いだけじゃなく、とても実用的なんです。
有名なレース編みは、漁の網作りの技術が発展したものだそうです。
ムラーノ島からブラーノ島への行き方
ムラーノ島からブラーノ島へは、12番のヴァポレットで約30分です。1時間に約3本出ています。
ブラーノ島内部
カラフルな家が可愛くてついついテンションが上がります。写真もいっぱい撮りました。
どこを歩いてもカラフルな家が並んでいて、それぞれ表札も異なります。
今でも3,000人弱の人がブラーノ島に暮らしているらしく、洗濯物が干してあったりと、島民の生活感を感じ取ることができるところもこの島の魅力の一つだと思います。
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