前回は、チェコで最も有名な温泉地、カルロヴィ・ヴァリについてレポートしましたが、今回はマリアーンスケー・ラーズニェ(Marianske Lazne)についてレポートします。「マリアの温泉」という意味を持つマリアーンスケー・ラーズニェは、美しさではカルロヴィ・ヴァリにもひけをとらないレベルで、個人的にはヨーロッパで一番好きな温泉地です!かつて、温泉湯治客のために造られた、装飾の美しい建物は、現在ではほとんどが高級ホテルになっているので、ホテルにも要注目の観光スポットです。ドイツ語のマリーエンバート(Marienbad)としても親しまれています。
プラハからマリアーンスケー・ラーズニェへの行き方
プラハからは鉄道もしくはバスでアクセスできます。鉄道の場合は、急行で約3時間。1日7本ほどしかないので、出発前にタイムテーブルは確認した方が良いと思います。ただし、プルゼニュからは1時間に1本の頻度で出ているので、プルゼニュ経由だと、選択肢の幅は広がります。
バスでは、プラハから直行便はないのですが、プルゼニュ経由へプ行きで3時間半ほどで辿り着けます。
ダヌビウス・ヘルス・スパ・リゾート・ノヴェー・ラーズニェ(Dhsr Nove Lazne)
ダヌビウス・ヘルス・スパ・リゾート・ノヴェー・ラーズニェ(Dhsr Nove Lazne)は、マリアーンスケー・ラーズニェの代表的なホテル(5つ星)で、お城のようにゴージャスな館内にはたくさんの種類のスパがあります。マリアーンスケー・ラーズニェでは最高級のホテルですが、宿泊しなくてもスパを受けられます。
このあたりは、森みたいな公園みたいな雰囲気で、コロナーダも街並みも、どこもかしこも美しいです。
炭酸バスにも挑戦しました。個浴槽で20分浸かって、横のベッドで10分休憩します。
温泉といっても、チェコを含め、まだまだヨーロッパでは、医療がメインなのでリラクゼーション目的で入れるバスは貴重です。温泉療養に医療保険を適用することが出来る国もあり、医師の診断書がないと入れないなんて温泉まで!
診察室がズラリとならび、病院風ですが、こちらの炭酸バスは診断なしでも楽しめます。
宿泊先はすぐ後ろのグルメ ホテル ヴィラ パトリオットがオススメ
宿泊先は、スパを受けたDhsr Nove Lazneのすぐ後ろにある、グルメ ホテル ヴィラ パトリオット(Gourmet Hotel Villa Patriot)がオススメです。スパを受けた後、すぐにホテルに戻ってお昼寝、なんて贅沢な時間を過ごせます。
また、四つ星のこちらのホテルは、名前の通りグルメ、美味しい食事でも有名です。
お部屋のベッドでは、タオル製スワンがお出迎えしてくれました。
このホテルのレストランは何を食べても本当に美味しく、二泊三日の滞在中、夕食は二回ともこちらで食べてしまいました。一日目の時に食事が美味しすぎて、明日のディナーもここにしよう、と食べ終わらないうちから全会一致です。
二日連続で頂いた、、感動のロブスタースープ。真ん中には、ぷりぷりのホタテが乗っています。
前菜のレバーのオレンジとルッコラサラダ添え。温かい一品です。
メインのリブアイ・ステーキ。
レストランお薦め活きザリガニもメインとして頼んでみました。今までザリガニを食べたことはなかったので、臭みやクセを心配していたのですが、旬のザリガニは、まるで蟹のように美味しい!
デザートは、この辺りの国の名物、パンケーキの温かいラズベリーソースがけを。
甘くないパンケーキを一度焼いて、ソースが絡まりやすいように小さくちぎってあります。外はカリカリ、中はフワフワです。
ワインセラーも素敵です。
どれも、ホテル名に恥じない美味しさで大満足です。食べ終わった後は、上に上がって寝るだけ。。これぞ、リラクゼーションの旅!!
マリア―ンスケー・ラーズニェの温泉地
チェコで、カルロヴィ・ヴァリに次いで有名なマリア―ンスケー・ラーズニェ。宿泊してしっかりリラクゼーションするのにオススメです。
ショパンとゲーテを含む多くの著名人が何度もマリア―ンスケー・ラーズニェに滞在していたそうです。
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