プラハの旧市街には中世の趣が色濃く残っています。その美しさは、街並み全体がユネスコ世界遺産にも登録されているほど。
歴史的な建造物に囲まれた旧市街広場はプラハを代表する観光スポットであり、常に観光客及び地元の人で賑わっています。
まだ直行便はありませんが、日本からの観光客も年々増えてきています。
今回は、プラハの旧市街に来たら必ず訪れて頂きたい、旧市庁舎、聖ミクラーシュ教会、ティーン聖母教会についてご紹介します。
2時間あれば、これらのスポットは十分観光出来ますので、参考にして下さい。
旧市街広場への行き方
プラハで観光をする際、プラハの旧市街広場はほとんど全ての旅行者にとって拠点となると思いますので、アクセスは非常に良いです。
地下鉄AB号線ムーステク駅、A号線スタロムニェストスカー駅、B号線ナームニェスティレプブリキ駅からそれぞれ徒歩五分の立地となっています。
プラハ旧市庁舎
ゴシック様式の建物で、塔はエレベーターで上ることが出来ます。
私の知る限り、プラハの歴史的建造物でエレベーターで上れるものは他にはないので、旧市庁舎はオススメです。
展望台からは旧市街地やプラハ城を見渡すことが出来ます。この日は天気が良く、見晴らしが最高でした。
遠くにプラハ城を望んで。
下に見える人だかりは、真下の天文時計を見上げる人々。
1時間ごとに披露されるからくり人形の仕掛けを見るために、どんどん人が集まってきます。
からくり中にはこんなに人が集まります。
こちらは、旧市街広場から見上げる側だった時に撮った一枚。
「使徒の行進 (The Walk of the Apostles)」と呼ばれるキリストの使徒などが時間ごとに動く人形仕掛けです。
聖ミクラーシュ教会
プラハには聖ミクラーシュ教会が2つあります。こちらは旧市街の聖ミクラーシュ教会です。
もう一方は、プラハ城下のマラー・ストラナ広場にあります。
ここが入り口です。聖ミクラーシュ教会は旧市街広場に面しているのですが、入り口は裏側にあります。
教会内部はグリーンとピンクを中心とした色で、装飾も華やかです。
天井画も美しいです。
モーツァルトが弾いたパイプオルガンも残されています。
ティーン聖母教会
プラハのランドマーク的存在の教会です。
尖塔の高さが80メートルもあり、大きくて旧市街広場からも一目瞭然。
こちらは、旧市庁舎の展望台からの写真になります。
これらの写真の通り、教会の入口は大変分かりにくいのですが、これには理由があります。
元々、ティーン聖母教会は、反カトリック系であるヤン・フス派の穏健派の拠点でした。
しかし、ビーラーホラの戦いで負け、カトリックに改宗されることになり、それに抵抗していたフス派の穏健派が中に入れないよう、教会の前に建物を建ててしまったそうです。
現在、これらの教会周りの建物はカフェやレストランとして使われています。
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