アンコールワットの入場券、アンコールパスについて徹底レポート

アンコールワットを含む、アンコール遺跡群を見学するためには、アンコールパス(Angkor Pass)と呼ばれる入場券が必要になります。

今回は、アンコールパスの種類や買い方などを徹底レポートしたいと思います。

アンコールワット
 

アンコールパスの種類

アンコールパスには1日券、3日券、7日券の3種類があり、12歳未満は無料です。

世界遺産に登録されている62ヶ所のアンコール遺跡の見学が可能です。
遺跡に入場する時に係員にこの入場券を見せます。

まだ世界遺産に登録されていないベンメリアや遠方の遺跡については、アンコールパスでは見学できません。

1日券

US$37。
当日のみ有効の入場券です。

3日券

US$62。
購入日より10日以内の、任意の3日間に使用することが可能な入場券です。
その3日間は、連続している必要はありません。

7日券

US$72。
購入日より1ヶ月以内の、任意の7日間に使用することが可能な入場券です。
その7日間は、連続している必要はありません。

アンコールパスの購入場所と買い方

チケット売り場(Angkor Enterprise)

アンコールパスは、街の中心部から約5キロほど離れたチケット売り場(Angkor Enterprise)にしか売っておらず、日の出を見る前の朝一の時間から長蛇の列で混雑しています。(開店時間 05:00~17:30)

カウンターは右が1日券、真ん中が3日券、左が7日券を買うための列です。
間違って他の列に並んでしまうと、また一から並びなおすことになるのでお気を付けください。

私は今回、3日券を購入したのでこの写真は真ん中の列です。

右側の1日券を購入する人が最も多いようで、一番混んでいました。

アンコールパスのチケット売り場、Angkor Enterprise

 

住所: Street 60, Krong Siem Reap, Cambodia

特に住所などを覚えておく必要はありません。
歩く距離ではないので、何らかの交通手段を使って行くことになると思いますが、Angkor Enterpriseはトゥクトゥクやタクシーのドライバー誰もが知っている場所です。

アンコールパスの支払い

チケットの料金は以前は、現金のみ受け付けていたのですが、昨年より、クレジットカードでも支払えるようになりました。

Visa, Mastercard, UnionPay, JCB, Discover and Diners Clubでの支払いが可能になっています。
 

チケット購入の際の写真撮影

アンコールパスは、このように顔写真入りです。

購入時にひとりひとり写真を撮るので、家族などのグループで行く場合も誰か一人の代表だけではなく、全員で列に並びましょう。

アンコールワット入場に必要なアンコールパス

 

また、この際肩や膝の出ている服装の場合、チケットを売ってもらえないこともあるようです。

遺跡の見学も露出の高い服装だと入り口で止められてしまします。

キャミソールやタンクトップなどの場合は、羽織れるものを持って行くと良いと思います。

アンコールパスについてのまとめ

アンコールワットなどの遺跡を見学するには必ず購入する必要のある、アンコールパスについて今回はまとめてみました。

ほぼ全ての観光客に必要なパスにも拘わらず、シェムリアップ市街から、アクセスのあまり良くない、チケット売り場まで本人が買いに行かなくてはならないというのは驚きでした。

昨年度から、クレジットカード支払いが可能になったり、どんどん改善されています。
また、チケット料金なども昨年から変更し値上がりして、今の金額になっています。

今後も変更などがある可能性がありますので、これからアンコールパスをご購入される方は、Angkor Enterpriseの公式サイトを事前に確認してから行かれることをオススメします。
 

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