ソウルのグルメ、チンハルメタッカンマリ

美味しいものに目がないので、旅先で出会った絶品ご当地グルメを少しずつ紹介させていただこうと思います。第一弾は韓国ソウル!

 

日本からわずか2時間で行けてしまう最も身近な国。言わずと知れたグルメの街ですね。プルコギ、サムギョプサル、サムゲタン、スンドゥブ、ダッカルビ、、、数え切れないほどのご当地グルメが思い浮かびますが、韓国旅行で絶対に食すべきナンバー1は、ずばりタッカンマリだそうです。

理由は、他の韓国料理と異なり、本当においしいタッカンマリはなかなか日本国内では食べられないからです。実際私も帰国後に様々な韓国料理店に足を運びましたが、これだ!という味にはなかなか出会えていません。

 

そして、五万とある現地のタッカンマリのお店の中でも通の方々にダントツ人気なのが今回ご紹介する

 

『チンハルメタッカンマリ』

 

です。

東大門駅から徒歩数分。右も左も美味しそうな香り漂うグルメ商店街に位置します。

いわゆるタッカンマリ通りと呼ばれる道だけあり、多くのタッカンマリ屋さんがあり間違えそうになりますので要注意。

トンデムンタッカンマリ、、

ミョンドンタッカンマリ、、、

 

ソウルのチンハルメタッカンマリ外観

 

ではありません!

チンハルメタッカンマリです。こちらの女性の顔の看板が目印です。

ソウルのチンハルメタッカンマリの看板

 

三階建ての店内は平日でも現地のお客さんで賑わっています。席に着くと間も無くお鍋に入ったタッカンマリが、ジャガイモをはさまれて出てきます。タッカンマリ一人前は18000ウォン(約1,800円)でした。ちなみに、「タッカンマリ」という料理の意味としては「タッ」=「鶏」、「カンマリ」=「一匹」のことで、「鶏一羽」そのまんまの名前です。

韓国グルメらしくキムチは食べ放題。

ソウルのチンハルメタッカンマリのタッカンマリ

 

グツグツグツグツ

 

鶏を煮ているうちにタレを作ります。この赤いものはタデギという、すりつぶした唐辛子に薬味を加えたもので、ここににんにく、醤油、酢、辛子を好みの分量加えて混ぜ合わせて作ります。このタレ、本当に美味しいのですが、飛び散って服につくと確実にとれませんのでエプロンをもらいましょう。エプロンは柱に大量に掛っていますのですぐにゲットできます。

 

ここで一度、煮汁を味見しておきましょう。物凄くおいしい鶏ガラスープというお味です。

 

鶏に火が通ると、大きなハサミで

 

ブツブツブツブツ

 

切って先ほどのタレを絡めていただきます。

ソウルのチンハルメタッカンマリのタッカンマリ

 

お、おいしい。。現地の方も初回はこれほどおいしいタッカンマリは初めてだ!と絶賛されるほどのお味。

煮たったスープを再度お味見してみましょう。鶏と野菜のエキスがたっぷり染み込んで始めのものと比べても旨味が100倍です。具を平らげたら、シメを投入。麺とご飯が選べますがオススメは白ご飯!煮詰めて、ポックンパッという炒め飯にするのもいいらしいのですが、美味しいスープでおじやにしていただくのがベストだと思います。

 

確実に日本では食せない本場の絶品グルメ。次に訪れた時も、そのまた次も絶対に足を運びたい素晴らしいお店です。みなさんも東大門に行かれる際にはぜひともお立ち寄りください。